王毅・国務委員兼外交部長は現地時間16日、マドリードのアジア欧州会合(ASEM)第14回外相会合にて、次のように指摘した。
多国間主義の実践は、平和維持、発展促進を目標として堅持しなければならない。多国間主義は世界的な課題に対応するマスターキーだ。どのバージョンの多国間主義であれ、目標はいずれも世界平和及び発展の促進だ。ユーラシア諸国は多国間主義を守る範を垂れ、国連を中心とする国際体制を揺るぎなき姿勢で守り、世界貿易機関(WTO)を基盤とする多国間貿易体制を守るべきだ。我々はWTOの必要な改革、各国のWTO上級委員会の運営再開に向けた取り組みを支持する。中国は2020年に生物多様性条約第15回締約国会議を開催する。我々は会議で野心的な成果が得られ、世界の気候変動対応に重要な貢献を成し遂げることに期待している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月17日