論説は「40数年前の『ピンポン外交』が『ウィンウィン』をもたらすことができたのはなぜか?米側はかつて『ここに最大の勝者がいる。これは誰が卓球の試合に勝ったかよりも重要なことだ。その最大の勝者とは、米中両国民間の親善だ』と感慨を催した。これは後世の啓発となりうる知恵ある結論だ。40年余りの実践は、中米の共通利益を最大化するためにチャンスを創造することこそが正しい道であり、世界各国のウィンウィンを実現することこそが追求すべき最大の勝利であることを繰り返し証明している」と指摘。
最後に「中米が第1段階の経済貿易合意に達したという事実がすでに、双方が中米の経済貿易協力の互恵・ウィンウィンというメインストリームを終始把握し、相手国の尊厳・主権及び核心的利益を終始尊重しさえすれば、前進する中で生じる困難を克服し、新たな歴史条件の下で中米の経済貿易関係の前向きな発展を促進し、両国及び両国民に幸福をもたらすことができるということを物語っている」と強調した。
中米双方は13日、平等と相互尊重を基礎に第1段階の経済貿易合意に達した。19日、中国商務部(商務省)の高峰報道官は、中米が第1段階経済貿易合意の署名など後続作業について緊密に意思を疎通していることを明らかにした。
(「国紀平」は人民日報の著名な論説欄で、通常重大な国際問題について中国の立場と観点を詳述する)(編集NA)
「人民網日本語版」2020年1月1日