中国の侯艶琪駐ネパール大使は2019年12月31日、Twitterに英語とネパール語で「真の美はいつも心の底に触れます。ネパールの悠久の歴史、多様な文化、美しい自然には訪れる価値があります。『ネパール観光年2020』の成功を祈ります!」と投稿した。
侯大使はカトマンズの名所旧跡の前で撮影した「大作映画」さながらの自身の写真4枚も添付。この投稿はネパールで熱烈な反響を引き起こし、わずか数時間でコメントは120件、リツイートは220回、「いいね」は1千個を超えた。ネパールのユーザーは次々にコメントを書き込み、侯大使が過去1年間ネパール観光のPRに尽力してきたことに感謝。「中国の大使はネパールを尊重し、心から愛している」との考えを示した。2020年は「ネパール観光年」。2015年の大地震から5年を迎えるにあたり、観光業立て直しの積極的進展を世界に示す狙いがあり、観光客200万人誘致計画も策定した。
侯大使の投稿には、中国の学者やユーザーからの「いいね」も少なくない。
復旦大学史学部の教員・孫沛東氏は微博(ウェイボー)に「中国の侯艶琪駐ネパール大使の新年の挨拶は、中国のストーリーを上手く語る新しい手法のようだ。侯大使のこのやり方を、ネパールの民衆は高く評価している」と投稿した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年1月3日