1月1日、香港島各地で覆面の暴徒が暴力・破壊行為を働き、交通を妨げ、社会秩序に危害を加えた。香港特区政府の司法局と警務部、HSBC等は暴徒の悪行を激しく非難した。新華社が伝えた。
1日夜、覆面の暴徒の一部が銅鑼湾、湾仔、中環などでほしいままに破壊行為を働いた。暴徒は道を塞ぎ、路面のレンガを掘り起こし、さらには銀行の入口に放火し、ATMを焼き払った。
暴徒が香港高等法院(高裁に相当)の外壁をスプレーラッカーで汚し、裁判官を侮辱する言葉を書いたことについて、特区政府司法局は声明を発表し、「特区政府は個人の言論の自由を尊重しており、社会の人々には法律の許す範囲内で裁判所の裁決または関連事項について意見を発表する権利がある。だが裁判官に対する個人攻撃及び罵倒は裁判所の権威を深刻に損ない、司法制度に対する公衆の信頼に打撃を与える」とした。
香港警察当局は「法の支配に挑戦する暴徒の違法行為を厳しく非難する。警察当局は厳正に取り締まる。すでにこの案件を『刑事破壊』とした。中区警区刑事捜査隊が捜査を進める」と表明した。
HSBCは湾仔の同行支店への暴徒の破壊行為を受けて、同行のサービス及び関連施設を立て続けに破壊する不当な行為を激しく非難。「HSBCは法の支配が香港の国際金融センターとしての核心であると深く信じている。騒動が早急に解決されることを期待する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年1月3日