国務院新聞弁公室は1月26日午後3時、記者会見を開き、国家衛生健康委員会主任・党組書記の馬暁偉氏、工業情報化部の王江平副部長、交通運輸部の劉小明副部長、国家衛生健康委員会の李斌副主任が新型コロナウイルス肺炎の防止・抑制作業に関する状況を紹介し、記者の質問に答えた。
馬暁偉氏によると、疫病の発生後、中国と世界保健機関(WHO)は流行状況と技術情報を共有し、馬暁偉氏はテドロス事務局長と何度も電話で話をした。中国はWHOに新型コロナウイルス分離の状況をすぐに報告し、新型コロナウイルスの全遺伝子配列を伝えた。また、中国側の専門家とWHOの専門家による技術交流を行い、WHOの専門家を湖北省武漢市に招き、視察して状況を理解し、流行状況に対する理解と認識を深め、協力し共同で対応した。WHOの招請に応じ、中国側は国際衛生条例突発事件委員会の会議に二度出席し、委員会に流行状況と防止・抑制措置を紹介した。
そのほか、中国は日本、タイ、韓国、米国などの衛生行政部門、在中国大使館と密接な連絡を維持し、情報を共有し、疑い例と感染例の情報を確認し、外部の配慮に迅速に対応した。香港・澳門・台湾との連携については、情報共有のほか、香港・澳門・台湾の専門家を武漢に視察に招き、現地の医療スタッフと交流し、香港と澳門の要請に応じて診断キットを無料で提供した。
続いて、中国はWHO、関係国、地域との協力を継続し、情報を共有し、流行状況と防止・抑制作業に関する情報を公開する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年1月26日