国務院新聞弁公室は1月26日午後3時、記者会見を開き、国家衛生健康委員会主任・党組書記の馬暁偉氏、工業情報化部の王江平副部長、交通運輸部の劉小明副部長、国家衛生健康委員会の李斌副主任が新型コロナウイルス肺炎の防止・抑制作業に関する状況を紹介し、記者の質問に答えた。
テレビ東京記者:今日配布された資料の4ページ目に、武漢を離れる人を厳しく管理するとあるが、政府はどのような措置で管理するのか。さらに詳しく説明してもらいたい。
李斌氏:武漢から来た人に対し、「人の追跡、登記簿、コミュニティ管理、訪問観察、規範的な転院搬送、異常があれば診察する」という原則で有効的に管理する。現在重要なことは、措置を都市のコミュニティ、農村で実施することである。主に以下の措置を講じる。
1つ目は、人の追跡。感染者を早期発見し、診断、隔離、治療を迅速に行い、県級医療機関に事前検査を強化し、発熱と気道の外来診察を設置し、感染者がスムーズに受診できるよう要求した。
2つ目は、密接な接触者に対する有効的管理。街道、農村・郷・鎮の末端幹部、農村の2級医療スタッフ、特に村医師、契約医師、予防保健医師の役割を生かし、感染例と疑い例、密接な接触者を規範的に管理する。
3つ目は、コミュニティを訪れた外部人員の管理を強化する。疫病発生地から来た人、武漢から来た人を重点的に追跡し、自宅で14日間観察する。観察期間、末端の医師は毎日訪問して観察し、医学管理を行う。
4つ目は、住民への健康教育を実施し、通知を通して武漢から来た人に対してまず健康注意を促し、自主的に医学観察措置をとり、有効的管理に応じてもらう。各種の宣伝手段を通し、健康注意と診察指針を発表し、自己予防能力の強化を科学的に指導する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年1月26日