中国の崔天凱駐米国大使は1日の「中米関係フォーラム」で、中国は新型コロナウイルス関連肺炎の予防・抑制において、公開、透明、責任を担うという形で世界保健機関や他国との協力強化、情報共有を行っていると述べた。崔天凱氏は、国際社会に公共衛生面の試練に共同で立ち向かうことを呼びかけた。
崔天凱氏は、「感染症の予防と抑制は中国において当面の急務であり、人民の福祉は最も大事なことである。中国政府は感染症の伝染と拡散を抑える有力な措置を全力で講じ、疾患の治癒に努めている。中央の指導者から末端、医療関係者から庶民に至るまで、中国は国を挙げて力を合わせ、心を一つにしている。中国には感染症の流行に勝利する自信と能力がある」と述べた。
また、中国が感染症に立ち向かうのは自身のためだけではなく、世界と地域の公共衛生、安全のため、全国際社会の利益のためでもあると強調した。
崔天凱氏は、「感染症との戦いは世界各国が運命と苦楽を共にし、困難と試練に手を取り合って対応する必要があることを再び証明した。国際社会が心を一つにし、共に努力すれば、我々は感染症に打ち勝ち、命を救うことができると事実によって証明されている」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月3日