・武漢で9軒の仮設病院が開放、入院患者数は5606人に
武漢は2日以降、「4種の人員」の集中的な収容・治療・隔離を力強く推進しているが、現在の実施状況はどのようになっているのだろうか。王氏によると、武漢はすでに一連の体育館、会展センター、トレセンなどを仮設病院及び隔離・収容・治療の場に改築している。現在すでに9軒の仮設病院、約6960床のベッドが開放されており、入院患者数は5606人にのぼる。
王氏によると、感染率の低下について、湖北省は予防・抑制勢力をコミュニティに拡大している。各自で戦い、正確に管理し、末端のネットワークの力を発揮する。これによりコミュニティを感染対策の堅固な砦にし、「2つ目の武漢」を回避している。
また王氏は、現在の新型コロナウイルス肺炎の感染対策は最も重要な段階を迎えており、湖北省武漢市が依然として主戦場であると指摘した。収容・治療率及び完治率を高め、感染率と死亡率を引き下げることが依然として重要だ。
・重症指定病院の武漢金銀医院及び肺科医院の退院率が30%以上に
国家衛生健康委員会医管局副局長の焦雅輝氏によると、武漢の重症者がすべての感染確認者及び入院者に占める割合は18%前後となっている。これらの重症者及び死亡者には高齢で、基礎疾患を患っているという共通点がある。重症者の治療を強化するため、全国で複数の院士が指導する国家治療専門家チームが発足した。
これまでの治療経験を踏まえた上で、国家衛生健康委員会は重症者診療プランを形成した。これには抗ウイルス治療、酸素治療、中国・西洋医学混合治療、快復患者の血漿治療などが含まれる。武漢市で最も早く指定された2軒の重症指定病院である、武漢市肺科医院及び武漢市肺科医院の退院率は現在、30−39%にのぼる。
焦氏によると、国家衛生健康委員会は最近臨床医に対して、患者の命を救う有利な時期を把握し、侵襲的人工呼吸器を早期使用することで、患者の血中酸素飽和度を回復し、死亡率を引き下げるよう求めている。努力により、効果が徐々に顕在化している。
新型コロナウイルス肺炎の発生後、国務院新聞弁公室は湖北省武漢市の感染対策の最前線で初めて記者会見を開き、より迅速・正確・全面的に感染対策最前線の状況を紹介できるようにした。国内外の記者は5Gネットワーク生中継やオンライン動画質問などにより、中国・西洋医学混合治療、感染者収容の難点、重症患者の治療など7つの質問を行った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月18日