17日に北京で開かれた第13期全国人民代表大会(全人代)常務委員会の第47回委員長会議によると、2月下旬に開かれる全人代常務委員会会議で、第13期全人代第3回会議の開催延期に関する決定案が審議される。新華社が伝えた。
これについて全人代常務委員会法制活動委員会の臧鉄偉報道官は新華社の取材に「最近、湖北省武漢市などで新型コロナウイルスの感染による肺炎が次々と発生している。習近平氏を核心とする中共中央はこれを非常に重視し、明確な指示を出し、感染拡大の阻止を現在の最も重要な取り組みとして押さえ、人民大衆にしっかりと依拠し、感染拡大を阻止する戦いに断固として勝利するよう強調した。現在、感染拡大阻止の取り組みは前向きな成果を上げている」と説明。
「現在は感染拡大を抑え込み、阻止する戦いに勝利するための正念場にあり、力を集中して全力であたらなければならない。全人代の代表は3000人近くいる。そのうち3分の1を占める省・市レベル及び各方面の主要指導幹部を含む多くの代表が、感染拡大阻止の取り組みの最前線で奮戦しており、各々の持ち場で重要な役割を果たしている。力を集中して感染拡大阻止の取り組みをしっかりと行えるよう確保し、人民大衆の生命の安全と身体の健康の引き続き最優先するため、委員長会議は真剣な検討を経て、第13期全人代第3回会議の開催を適度に延期する必要があると考えた」と述べた。
同日、中国人民政治協商会議第13期全国委員会(全国政協)も第33回主席会議を北京で開き、全国政協第13期第3回会議及び常務委員会第10回会議の開催延期に関する事項について検討した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年2月18日