「一帯一路」、協力の強靭性は十分

「一帯一路」、協力の強靭性は十分。日本経済新聞によると、中国と一帯一路沿線諸国の今年1−2月の貿易額は前年同期比1.8%増の1兆3100億元にのぼり、中国の貿易額に占める割合が初めて3割以上に達した…

タグ:一帯一路 肺炎 金融 発展戦略

発信時間:2020-03-16 13:35:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 新型コロナウイルス肺炎の発生後、中国は「一帯一路」共同建設国と共に「定力」を維持し、一帯一路協力の長期安定を促進している。日本経済新聞によると、中国と一帯一路沿線諸国の今年1−2月の貿易額は前年同期比1.8%増の1兆3100億元にのぼり、中国の貿易額に占める割合が初めて3割以上に達した。


 ロシア・トゥデイは専門家の観点を引用し、「一帯一路イニシアチブ、上海協力機構、BRICSの枠組み内のすべての協力プロジェクトが引き続き推進されることは間違いない。苦境にある時に真情が分かるというように、露中関係が影響を受けることはない」と伝えた。


 イタリア・中国財団企業研究センター長は、「感染症が中国経済の長期的な好転の流れを変えることはない。感染症は一帯一路プロジェクトの実施に根本的な影響を及ぼさない」と述べた。


 中国国内で新型肺炎が抑制され、企業の操業再開率が上がるにつれ、一帯一路の協力が強靭性を示している。中国商務部が2月下旬に発表した情報によると、一帯一路協力プロジェクトは全体的に安定的に進められており、新型肺炎による広範な延期は生じていない。国家発展改革委員会は先ほど、国際定期貨物列車「中欧班列」の運行本数は今年に入り、逆境のなか成長を実現していると発表した。現在の運行再開率は90%以上にのぼる。国は今後、関連政策・措置を打ち出し、安全で安定的で効率的な運行を促進する。他にも商務部及び国家開発銀行は共同で通知を印刷・配布し、感染症の影響を受ける一帯一路プロジェクト及び企業に開発性金融支持を提供するとした。


 短期的に見ると、新型肺炎は一帯一路の協力に一定の困難と挑戦をもたらすが、長期的に見るとその悪影響は微々たるものだ。これはまず、一帯一路の共同建設が関連諸国の経済発展を促進し、各国も現実的に長期的な協力を必要としているからだ。相互接続、インフラ整備、貿易及び投資の自由化の促進など、一帯一路は各国に恵みをもたらす。その一方で、中国は大多数の一帯一路諸国と深い伝統的な友好を持っており、多くの国が一帯一路イニシアチブと自国の発展戦略を結びつけている。一帯一路は経済・貿易のほか、各国に政治・安全・人文などの各分野の協力及び対話の場を提供しており、各国の人々から歓迎されている。これは一帯一路の協力の安定性を維持する上で極めて重要だ。


 グローバル化の時代において、世界各国は互いにつながり、相互依存度が上がり続けている。世界的な感染症を受け、世界各国は手を携え対応するべきだ。また各国は感染症を前にし、一帯一路が唱える多国間協力の必要性と緊急度をより強く意識している。先ほど中国の感染対策物資が不足していると聞くと、多くの一帯一路諸国が援助の手を伸ばし、中国に各方面の支援を提供した。中国の感染対策に積極的な好転が生じ、防疫物資の生産能力が徐々に回復すると、中国は他国に医療物資を寄贈し、専門家チームを派遣している。各国は手を携え感染対策の厳密な防衛ラインを引いているが、これは人類運命共同体の構築を分かりやすく示している。


 実際に一帯一路枠組み内の公衆衛生協力は常に活況を呈している。中国の指導者は2016年に、「健康シルクロード」の建設ビジョンを明確に打ち出した。各国はさらに上海協力機構の枠組み内で衛生相会談メカニズムを構築した。一帯一路関連諸国も頻繁に健康及び医薬品をテーマとするフォーラムを開催し、交流と協力を強化している。中国と世界にとって、新型肺炎は新たな挑戦・脅威だ。一帯一路関連諸国は公衆衛生分野の協力をさらに強化し、新たな協議・共有メカニズムを構築し、手を携え「健康シルクロード」を構築するべきだ。一帯一路の協力に絶えず新しい内容・プラン・知恵を提供するべきだ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月16日

 

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