北京市では2月29日から3月13日にかけて、新型コロナウイルス肺炎の域外輸入患者が22人報告されている。14日開かれた北京市新型コロナウイルス肺炎感染対策記者会見において、北京市政府副秘書長の陳蓓氏は域外帰国者の新型肺炎の治療費について明確に回答した。
北京は現在、全体的に見て2つの政策を実施している。まず基本医療保険加入者の場合、帰国・入境中に新型肺炎の感染が確認された、もしくは疑わしい症状が発生した場合の医療費については、基本医療保険の関連規定に基づき清算した後に財政補助を実施する。個人が関連費用を負担する必要はない。次に基本医療保険非加入者の場合は原則的に患者個人の負担となる。商業保険加入者の場合、商業保険の契約内容に基づき関連費用を支払う。認定を受けた困難人員の医療費については、感染症防治法の関連規定に基づき医療救助を行う。北京は今後さらに国の関連政策との連結を進める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月16日