国務院共同感染対策メカニズムの23日の記者会見で発表された情報によると、同日0時より目的地を北京とするすべての国際便が、指定された12カ所の第1入国地点から入国することになった。首都空港の国際便の調整は全体的に安定的に進んでおり、12カ所の受入地点の税関も対応の準備を整えている。
民用航空局、外交部、国家衛生健康委員会、税関総署、国家移民管理局が22日に発表した共同公告によると、12カ所の第1入国地点は天津市、石家荘市、太原市、フフホト市、上海浦東、済南市、青島市、南京市、瀋陽市、大連市、鄭州市、西安市となっている。
国家移民管理局辺防検査管理司の劉海涛司長は、「北京首都空港から直接乗り換え第3国に向かう予定の外国人旅客は、これによる行程の変化に注意すること。航空便が第1入国地点を経由し、入国手続や入国検疫などを行うことを十分に考慮し、次の便に乗り換えるため十分な時間を確保すること。北京首都空港から直接乗り換え出国できない外国人旅客については、中国のイミグレは送り返しの処理を行う」と発表した。
劉氏は、「外国人旅客は北京首都空港で直接乗り換え第3国に向かう行程を慎重に選択するべきだ。確かに北京首都空港で乗り換える必要があることを確認した場合、乗り換えの十分な時間を確保し乗り遅れを防ぐべきだ」と注意を促した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月24日