中国人留学生、英国で暴力を振るわれる 在英大使館が声明を発表

中国人留学生、英国で暴力を振るわれる 在英大使館が声明を発表。英国の中国人留学生4人がマスクをつけ食料を買いに出たところ、現地の若者から挑発され暴力を振るわれた。本件は直ちに注目を集めた…

タグ:イギリス 留学生 肺炎 差別

発信時間:2020-03-26 14:29:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 差別には「ノー」を


 新型コロナウイルスの影響を受け、多くの華僑・華人及び留学生が人身攻撃を受け、言葉の暴力を振るわれている。仕事中に排斥にあうケースもある。このようなケースについてはどう対応すべきだろうか。


 在英中国大使館及び在メルボルン中国総領事館は、差別に関する次の安全情報を発表した。


 在外中国公民はさらに警戒を強め、言葉及び身体の衝突を極力回避する。悪意ある挑発を受けた場合は冷静さを維持し、適切に対応し、人身安全を確保する。緊急時には在外中国公館の領事保護に電話をかける。


 衝突に遭遇した場合は直ちに通報するか、近くの人に通報を求める。同時に事件発生の現場に居合わせた証人の連絡先、音声・動画の証拠を記録する。直ちに学校や職場などの所属先に関連状況を報告し、助けを求める。必要であれば法律専門家と相談する。


 英中弁護士協会の朱小久会長によると、華僑・華人・留学生を対象とする多くの人種差別は新型コロナウイルスを受けたもので、個人の力で他人の態度を変えるのは難しいが、正面から宣伝を行うことができる。「中国がいかに新型コロナウイルスの感染拡大を効果的に抑制し、感染者の治療を推進しているか。中国の個人及び企業が効果的な隔離を行い蔓延を抑制するためどれほど大きな犠牲と損失を強いられているか。これを英国の各界に知らせる」


 朱氏は「人種差別を小さなことと思ってはならない。華人は勇敢に自身の権利を守るべきだ。このようなケースに遭遇した場合は早急に通報するべきだ」と強調した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月26日

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