米政治家が中国は隠蔽と批判 外交部「でたらめで論評に値しない」

米政治家が中国は隠蔽と批判 外交部「でたらめで論評に値しない」。中国側はナヴァロ氏に、中米首脳の3月27日の電話会議の精神を理解し、中国への中傷、中米関係を損ねる現行を停止し、中米両国の国民の利益に資することをするよう忠告する…

タグ:中傷 感染対策 WHO 責任

発信時間:2020-04-01 14:09:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米国の政治家が中国側が感染状況を隠蔽していると批判したことについて、中国外交部の華春瑩報道官は31日、「この米国の政治家は責任転嫁を試み、世界の感染対策の協力を損ねている。中国側は中米両国の国民の利益に資することをするよう忠告する」と表明した。


 同日の定例記者会見で、記者からは「米ホワイトハウスのナヴァロ通商製造業政策局長が先ほどインタビューに応じた際に、中国では12月中旬に新型コロナウイルスの人から人への感染が発生していたが、中国側がこれを隠蔽したため世界は6週間の時間を失ったと述べた。中国側はこれについてどう論評するか」という質問があった。華報道官は次のように回答した。


 この米国の政治家の発言は全くのでたらめで論評に値しない。当時インタビューを行った米国の記者でさえも話を遮り、時間の無駄だと指摘したことに留意している。


 新型コロナウイルスの感染が発生した後、中国側は終始オープン・透明・責任の態度に基づき、世界保健機関(WHO)及び国際社会に感染情報を速やかに報告した。ウイルスの遺伝子配列も直ちに共有した。我々はさらに各国の懸念に積極的に反応し、国際協力を展開し、かつ一部の国に援助を提供している。中国人の多大な犠牲は世界の感染対策の貴重な時間を稼いだ。


 中国側は1月上旬にWHO及び米国を含む各国に向けた感染情報の定期報告を開始したが、6週間の遅れとはどこから出たのか。この米国の政治家の目的は何か。事をうやむやにし責任を転嫁し、中米及び世界の感染対策の協力を損ねようとしているに過ぎない。是非の観念と正義感を持つ人ならば誰もその手には乗らない。


 中国側はナヴァロ氏に、中米首脳の3月27日の電話会議の精神を理解し、中国への中傷、中米関係を損ねる現行を停止し、中米両国の国民の利益に資することをするよう忠告する。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月1日

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