米空母243人が感染 2700人を下船隔離へ

米空母243人が感染 2700人を下船隔離へ。米空母「セオドア・ルーズベルト」で243人の感染が確認されたことを受け、米海軍上層部は、乗組員2700人を下船させ、隔離する方針を固めた…

タグ:空母 感染 乗組員 隔離

発信時間:2020-04-03 15:24:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米空母「セオドア・ルーズベルト」で243人の感染が確認されたことを受け、米海軍上層部は、乗組員2700人を下船させ、隔離する方針を固めた。


 米海軍調査研究所(NRL)の2日付のHPによると、米海軍の上層部とグアムの地元政府は協議の上、検査結果が陰性だったセオドア・ルーズベルトの乗組員をグアムの空いているホテルの部屋に隔離させた。


 モドリー米海軍長官代行は1日の記者会見で、グアムの海軍基地には大半の乗組員を収容する十分な宿泊施設がないため、現在の防疫医療に基づいてウイルス拡散を阻止することができないと説明。


 モドリー氏によると、2日午後の時点で、乗組員の24%(約1273人)が新型コロナウイルスの検査を受け、そのうち93人の結果が陽性だった。感染者のうち86人は症状があったが、7人は症状がなく、他の593人は陰性だった。米海軍は残りの検査結果を待っている状況だという。その後、同空母で243人の感染が確認されたとの報告があった。


 感染が確認された乗組員はすべて海軍基地内に隔離され、基地内の病院で治療を受けているという。米海軍関係者によると、乗組員は浴室付きのシングルルームに隔離されており、彼らの状態を検査するため毎日医療検査を受けているという。


 モドリー氏は「我々は迅速に検査を行うとともに、艦上のすべての場所をしっかり消毒している」とし、今週末までに2700人の乗組員を空母から退避させ、基地かホテルに滞在させると説明。グアム観光局のデータによると、同島のホテルの総部屋数は8860室。

 

 モドリー氏はさらに、「もう一点、それはすべての乗組員を下船させるわけにはいかないということ。これは指揮官の要請ではなく、医療チームの要請でもない。我々の計画は一貫して艦の安全を守るという状況下でできる限り多くの乗組員を移送することにある」と強調した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月3日

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