15日付ワシントン・ポストは、「トランプ氏は中国を再選のための新たな標的にした」と論じた。「環球時報」が伝えた。
複数の米メディアは同日、トランプ大統領の再選に向け資金繰りを担当する委員会が14日、資金調達の要請の電子メールを送信し、「中国側への責任追及を支援するため」トランプ氏の再選を支持するよう呼びかけたと報じた。この電子メールは、「中国側は新型コロナの感染状況について嘘を言い、全力で隠蔽してきた。これを放任するわけにはいかない」とした。ワシントン・ポストは、トランプ陣営が反中情報を利用し資金を集めるのはこれが初めてのようだと伝えた。
中国外交部の趙立堅報道官は15日、「関連する言論は完全に無責任だ。感染症は人類の公敵だ。この突如訪れた世界的な公衆衛生の危機において、中国を含む各国すべてが被害者だ。賠償論や責任追及論はどこから出てくるのか。世界保健機関は汚名を着せることは、ウイルスそのものより危険と何度も表明している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月16日