中国外交部(外務省)が12日に行った定例記者会見で、「中国大陸と世界保健機関(WHO)は2005年、台湾のWHO技術会合参加に関する『了解覚書』に調印した。台湾メディアは、この覚書が『台湾は中国の一部』としていると報じている。この覚書についてさらに詳しく説明してもらえないか?同覚書は現在も台湾地区に適用されているのか?」という記者の質問に対し、趙立堅報道官は次のように回答した。
【趙報道官】世界には一つの中国しかなく、台湾地区は中国の領土の不可分の一部だ。中国政府とWHOが2005年に締結した了解覚書に関しては、別に秘密ではない。ネットで調べてみてほしい。関連覚書の規定に基づくと、「一つの中国」の原則の下で、台湾の技術専門家がWHOの技術会合に参加することに支障はない。2019年から現在までだけでも、すでに16回、延べ24人の台湾地区医療衛生専門家がWHOの技術会合に参加している。
台湾当局が今になって再び備忘録を蒸し返すのは、感染症拡大を利用して政治をかき乱そうとする動きにすぎず、全くの徒労に終わるだろう。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年5月13日