2020年中国全国両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)は世界に、「中国は小康社会の全面的な建設の決勝、脱貧困攻略の決戦の目標・任務達成を保証し、経済・社会発展の攻略と困難克服を推進し、長期安定を実現する」という明確な情報を伝えた。
中国の脱貧困攻略戦の勝利は、中華民族の数千年に渡る絶対的貧困問題を歴史的に解消し、世界の貧困削減事業に多大な貢献を成し遂げる。中国の経験と中国の知恵も引き続き、世界の貧困削減事業に多くの啓示をもたらす。
中国の脱貧困はなぜ良いのか
中国共産党第18回全国代表大会(十八大)以降、中国は正確な貧困扶助の新時代を切り開いた。貧困人口は2012年末の9899万人から、2019年末には551万人にまで削減された。貧困発生率は10.2%から0.6%に低下し、7年連続で毎年1000万人以上の貧困削減を実現した。
世界銀行は「人類史上、最も偉大な出来事の一つだ」とした。
戦略的な目を持ち、かつ地面に根を下ろしている。これは中国の脱貧困事業を観察する国際社会が形成した共通認識だ。
世界銀行中国局の東アジア・太平洋地域事業を担当する、世界貧困・公平局副局長のSalman Zaidi氏は「中国政府は脱貧困事業の明確な目標を制定し、丁寧に計画を立て、力強く執行した」と述べた。
アルゼンチンのロサリオ国立大学の学者であるカール・オリヴァー氏は「中国は国レベルで全面的な貧困削減プランを立て、かつ人々を率いて共に取り組み、人類史上最大規模かつ最速の脱貧困を実現した」と話した。
国民中心で、大事業に力を集中する。中国の制度の優位性が常に世界から注目されている。
米クーン財団の代表者であるロバート・クーン氏は、「中国の史上前例のない成功は、政権運営を担当する中国共産党の力強い統一的な指導、正確な意思決定と直接関係している」と判断した。
ナイジェリア元大統領のオバサンジョ氏は「中国共産党の国政運営経験は、実践により成功が証明された」と述べた。