中国疾病予防管理センター疫学首席専門家の呉尊友氏は、6月29日夜に放送されたニュース番組「新聞1+1」にリモート出演し、司会の白岩松氏を相手に世界の新型コロナウイルス感染者が1000万人を突破したことについて分析した。
北京の感染状況について呉氏は次のように述べた。
今後1週間で北京の感染者はゼロになるとみられる。これは主に北京市が速やかに感染対策を講じたからだ。後に見つかった感染者は主に集中隔離施設の隔離者で、9割前後を占めている。その一部はPCR検査で見つかり、一部は濃厚接触者の追跡で見つかった。
ウイルスの潜伏期間は最長14日だ。新発地を1度訪れた人員の隔離期間中の平均発症期間は4-13日。時間から判断すると、今後7日前後で北京の感染はゼロになるはずだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月30日