外交部の趙立堅報道官は14日の定例記者会見で、中国側は米国の最近の台湾向け武器販売の主要製造元であるロッキード・マーティン社に制裁を行うことを決定したと発表した。
記者からは「米国防安全保障協力局は9日、米国務省が台湾のPAC-3ミサイル更新計画を承認したとする声明を発表した。総額は6億2000万ドルで、主要製造元はロッキード・マーティン。中国側は本件についてどう論評するか」という質問があった。趙氏は次のように回答した。
中国側は米国の台湾への武器販売に断固反対する。中米関係及び台湾海峡の平和・安定をさらに損ねることを回避するため、中国側は米国側に一つの中国の原則及び中米の3つの共同コミュニケの規定を着実に遵守し、台湾への武器販売及び台湾との軍事的関係を停止するよう求める。
国益を守るため、中国側は必要な措置を講じ、今回の武器販売の主要製造元であるロッキード・マーティンに制裁を行うことを決定した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月15日
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