在英国中国大使館の報道官は20日、「英国側は中国側の厳正なる立場と再三の抗議を顧みず、再び国際法及び国際関係の基本準則に違反し乱暴に中国に内政干渉し、香港国安法(香港地区国家安全維持法)の施行への干渉、香港の繁栄・安定の破壊を企てた。中国側はこれを強く非難し、断固反対する」と表明した。
報道によると、英国のラーブ外相は20日に下院で、英国側は即刻かつ無期限で香港との引き渡し条約を停止し、かつ香港への関連武器の輸出を禁止すると宣言した。
在英国中国大使館の報道官は関連する質問に対して、次のように回答した。
英国側は最近、香港国安法をめぐり間違った言行を繰り返し、香港事務及び中国の内政に干渉している。中国側はすでに英国側に何度も厳重抗議し、強い不満と断固反対を表している。
英国側は中国側の厳正なる立場と再三の抗議を顧みず、いっそうひどくなり間違いを繰り返している。再び国際法及び国際関係の基本準則に違反し乱暴に中国に内政干渉し、香港国安法の施行への干渉、香港の繁栄・安定の破壊を企てた。中国側はこれを強く非難し、断固反対する。香港国安法を施行し、国家主権、安全、発展の利益を守り、外部からのすべての干渉に反対する中国政府の決意は確固不動だ。中国への内政干渉の行為について、中国側は断固反撃する。
香港国安法は一国二制度の長期安定、香港の恒久の平和及び繁栄・安定を保証する「定海神針」だ。国安法の施行後、香港はより安全で、より美しくなり、より繁栄する。我々は香港の光あふれる未来に深い自信を持っている。中国側に圧力をかけ、同法の施行を妨害しようとするすべての企ては、香港同胞を含む14億の中国人の断固反対を必ず受け、必ず失敗に終わる。
中国側は英国側に、香港事務及び中国の内政に対するすべての形式の干渉を即刻停止し、間違った道を歩み続けぬよう促す。さもなければ悪い結果を自分で受け入れることになるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月21日