政治的挑発を行ったのは米国が先、中国にはそれに応じただけ

政治的挑発を行ったのは米国が先、中国にはそれに応じただけ。米側が国際法と国際関係の基本準則への重大な違反を犯して、先に政治的挑発を仕掛けたのであり、当然中国側には同等の対応をして自らの正当な権益を守る権利がある…

タグ:領事館 ヒューストン 閉鎖 国際関係

発信時間:2020-07-28 14:48:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

政治的挑発を行ったのは米国が先、中国にはそれに応じただけ

外交部(外務省)の汪文斌報道官は27日の定例記者会見で在成都米国総領事館の閉鎖の状況を説明した際「米側が国際法と国際関係の基本準則への重大な違反を犯して、先に政治的挑発を仕掛けたのであり、当然中国側には同等の対応をして自らの正当な権益を守る権利がある」と述べた。


汪報道官は記者の質問に「7月21日に米側は一方的にもめ事を引き起こし、突然中国側に在ヒューストン総領事館の閉鎖を要求した。これに対して中国側は米側に厳正な申し入れを行い、この誤った決定の即時撤回を要求したうえで、さもなくば必ず正当かつ必要な対応を取ることになると表明した。7月24日、中国外交部は米側に在成都米国総領事館の閉鎖を通告した」と説明。


「27日午前、米側人員が中国側の要求に従い総領事館から退去し、在成都米国総領事館は閉鎖された。続いて中国側所管当局が正門から入り、接収管理を実行した。中国側が米側に在成都総領事館の閉鎖を要求し、かつこれに対して接収管理を実行したのは、在ヒューストン総領事館を閉鎖させ、かつその構内に強引に入るという米側の不当な行為に対する正当かつ必要な対応であり、国際法と国際関係の基本準則に符合し、外交慣例に符合する」とした。


また「中米間に生じた現在の事態は、我々の望まぬものであり、責任は完全に米側にある。我々は米側に対して、直ちに過ちを正して、両国関係を正常な発展の軌道に戻すために必要な条件を創り出すよう改めて促す」と述べた。(編集NA)


「人民網日本語版」2020年7月28日

 

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