中国大陸部で29日、新型コロナウイルスの新規感染確定者が6日連続で増加し、1日で100人以上増加した。既存の感染確定者は5月3日に初めて500人を下回ってから、再び500人を上回った。
29日24時現在、ウルムチ市で418人目の感染が確認されており、新発地の累計の感染確定者を上回った。
中国大陸部で新規感染者が6日連続で増加、既存の感染確定者が500人を突破
中国国家衛生健康委員会の30日の発表によると、29日の中国大陸部の新規感染確定者は105人で、うち域外からの輸入は3人(広東省、雲南省、陝西省で1人ずつ)、本土は102人(新疆ウイグル自治区が96人、遼寧省が5人、北京が1人)。域外から輸入された感染確定者は累計2059人。同日の新規無症状感染者は21人で、12人が感染確定者になった。医学観察を受けている無症状感染者は280人。
29日24時現在、中国大陸部の既存の感染確定者は574人で、累計で7万8957人が治癒・退院している。死者は4634人。累計で8万4165人の感染が報告されている。香港・マカオ・台湾地区から累計3515人の感染確定者の報告を受けている(香港特別行政区は3002人、マカオ特別行政区は46人、台湾地区は467人)。
中国大陸部の新規感染確定者が6日連続で増加の流れを示している。24日は34人(23日は21人)、25日は46人、26日は61人、27日は68人、28日は101人、29日は105人。新規感染確定者の急増により、中国大陸部の既存の感染確定者が再び500人を上回った。中国大陸部の5月3日の既存の感染確定者は481人で、感染症発生後で初めて500人を下回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月31日