国務院安全生産委員会は7月31日全国安全生産テレビ電話会議を開きました。李克強中国共産党中央政治局常務委員、国務院総理は重要な指示を出し、「今年に入ってから、全国の安全生産の情勢は全体的に安定しているものの、隠れたリスクが増えており、情勢は依然として深刻である。高度な警戒を保ち、十分に重視し、弛むことなく安全生産を貫徹させるべきである。特別重大事故(死者30人以上、あるいは重症者100人以上、もしくは直接の経済損失が1億元以上)の発生を何としても防がなければならない。当面、洪水対策と災害救援が依然として重要な時期にあり、南方や北方各省に大型河川・湖沼、重要なダムの洪水予防と対策に気を緩めずに取り組むよう指導・支援していく必要がある」と表明しました。
会議はまた、第14次五カ年計画期間中の安全生産計画と法制定の強化、長期的効果が確保できる安全生産メカニズムの確立、安全を確保する基礎的能力の引き上げを急ぐ必要があると強調していました。
「中国国際放送局日本語版」2020年8月2日