王毅国務委員兼外交部長が5日、新華社の独占インタビューに応じた。王氏は次のように述べた。
米国内の一部の政治勢力は中国に対する偏見とヘイトにより手中の権力を利用し、さまざまな嘘をこしらえ悪意をもって中国を中傷し、さまざまな口実を設けて中米間の正常な交流を妨害している。彼らがこうするのはマッカーシズムの幽霊を復活させ、中米間の関係を破壊し、両国民の対立を煽り、両国の相互信頼の礎を損ねることで、中米を再び衝突と対抗に引きずり込み、世界を再び動乱と分裂に陥れるためだ。
中国側はこのような陰謀を実現させない。我々はいわゆる「新冷戦」を人為的に作ることに断固反対する。これが中米両国民の根本的な利益に完全に背き、世界の発展・進歩の流れに完全に背くからだ。21世紀の今日にいわゆる「新冷戦」を引き起こそうとすれば、歴史の前進の対立面に立ち、国際協力の最大の破壊者になる。必ず歴史の恥辱の柱に磔にされるだろう。
今日の中国は当時のソ連ではなく、二つ目の米国になるつもりもない。世界最大の発展途上国、安保理常任理事国の中国は引き続き、確固不動の姿勢で平和的発展の道を歩み、確固不動の姿勢で互恵・ウィンウィンの開放戦略を推進する。粘り強く世界平和の推進者、世界発展の貢献者、国際秩序の保護者になる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月6日