外交部駐香港特派員公署の謝鋒特派員は18日、「香港・インドネシア:商機を共に拓く」動画会議の挨拶で、香港国家安全維持法(国安法)は香港が「一帯一路」建設に参加し、国家発展の大局に溶け込む基礎を作り、新たな原動力を注ぐと述べた。謝氏は次のように話した。
新型コロナウイルス感染症の衝撃を受け世界経済が苦しむなか、中国とASEANの互恵協力は逆境にも関わらず前進し、世界経済成長の新たなエンジン、新たな見所となっている。協力とウィンウィンこそが正しい道であることを世界に示している。中国は国内大循環を主体とし、国内・国際双循環を相互促進とする新たな発展構造の形成を急いでおり、確固不動の姿勢で高水準開放と一帯一路の高品質発展を推進している。香港、ASEAN、世界により多くのチャンスをもたらす。
香港国安法の施行により、一国二制度の長期安定の新段階を迎えた。国家安全の重大な不備を効果的に補うことで、「一国」の礎がより堅固になり、「両制」の空間がさらに広がる。「防犯ドア」と「防波堤」が追加された香港は、経済発展、国民生活の改善により専念し、より深く国家発展の大局に溶け込む。インドネシアを含む世界の投資家に法治がより健全で、より安全かつ安定的で、より予測可能な投資環境と、より光あふれる協力の先行きをもたらす。
祖国は香港の立て直しと再出発の最大の自信だ。感染症の厳しい挑戦、一部の覇権国の乱暴な香港制裁措置に直面するなか、中央政府と14億の中国人は常に香港の堅固な後ろ盾だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月27日