中国の住民のいない離島(無人島)が現在、「無人島の有人管理」を初歩的に実現し、中国海洋管理活動の新たな見所となっている。
自然資源部の劉国洪報道官は26日の定例記者会見で、第2四半期は全国的に大規模違法埋立が見られなかったと述べた。違法埋立の効果的な抑制を踏まえた上で、自然資源部は引き続き埋立以外の海洋利用及び無人島の監督管理を強化し、無人島への効果的な監督管理を初歩的に実現する。
説明によると、中国には1万1000以上の離島があり、無人島がその圧倒的多数を占めている。無人島は地理的な位置が特殊で、海洋と陸地の特徴を兼ね備えており、生態系が独特かつ脆弱だ。破壊されれば修復が困難で、重要な資源的・戦略的意義を持つ。面積や本土からの距離などに基づき、中国は現在無人島の分類を行っており、また毎月・隔月・四半期を期間とする監督管理を展開している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月27日