王毅・国務委員兼外交部長は現地時間25日にローマで、イタリアのディマイオ外相と合同記者会見を開いた。記者からは、中米がいわゆる「新冷戦」に突入する可能性についてどのように論評するかとの質問があった。王氏は次のように回答した。
中国側は「新冷戦」とやらを起こすつもりはなく、いわゆる「新冷戦」の喧伝に断固反対する。「新冷戦」を発動と称するのは歴史の後退であり、自国の利益のために世界各国の人々を利用するものだ。この企みは時代の発展の流れに大きく背いている。各国が賛同せず、誰であってもこの世界を弱肉強食の世界に引き戻そうとすることに共に反対すると信じている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月26日