​米国 南中国海問題で波風を立てても必ず空振りに終わる

​米国 南中国海問題で波風を立てても必ず空振りに終わる。

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発信時間:2020-08-28 13:54:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米商務省はこのほど、「中国軍側に協力し南中国海で人工島建設に参与した」ことを口実に、中国企業24社への制裁を発表した。これは中国の正当な権益を妨害し、中国の内政に粗暴に干渉する覇権的なやり方であり、米国がわざといざこざを引き起こし、南中国海の平和を破壊する道を執拗に歩んでいくことを表している。

 国の主権及び領土保全を守る中国の決意は確固たるものであり、中国とアセアン諸国は南中国海の平和・安定の維持において歩み寄っている。中国の発展をけん制しようとする米国の企みは必ず空振りに終わり、地域協力を破壊する陰謀は笑いの種になるにすぎない。

 米国による中国関連企業への制裁は、道理にかなわず、法律にも抵触している。南中国海諸島は中国の固有領土であり、島礁におけるインフラ建設は国の主権を行使する行動であり、国際法に認められる正当な権利である。米国の間違った言行は覇権主義・一国主義を赤裸々に前面に出し、南中国海を国際政治の駆け引きの場にし、米国の覇権を守ろうとする下心を露呈している。

 米国は近年、南中国海問題で度々いざこざを引き起こしている。まず、長年来の中立の約束をやぶり、南中国海領土主権紛争に公然と介入している。そして、南中国海における軍事存在を大きくアピールし、今年上半期だけで米軍機の南中国海における活動は2000回を上回った。それから、中国とアセアン諸国の仲違いをそそのかし、「南中国海行動規範」の交渉に干渉している。

 国際社会は米国の裏でのさまざまな行動をはっきりと見破っている。域外国の米国が自国の利益のために南中国海の平和・安定を「人質」にしようとする覇権的な発想と論理は、もう世の中を欺くことはできない。

 フィリピンのロレンザーナー国防大臣はこのほど、今後その他の国が南中国海で行う軍事演習に参加せず、平和・法治の方式による関連係争の解決を維持し、中国との友好関係を深めることに期待すると表明した。これは関連地域の国が平和・発展を求めるという共通の願いや、米国の緊張を引き起こす行動が人心を失っていることを示している。

 中国の南中国海における主権と権益は長期の歴史の中で形成されたものであり、歴史及び法理面の根拠を十分に有し、国際法及び国際実践と合致している。域内国として中国は、南中国海の平和・安定を終始確固とした姿勢で維持し、地域協力を誠意をもって推進し、安全面の相互信頼を絶えず深めている。現在、中国とアセアン諸国の共同努力により、南中国海の情勢は全体的に安定している。中国とアセアン諸国は「南中国海における関係国の行動宣言(DOC)」を遵守するほか、より制約力のある「南中国海行動規範」の交渉を進めている。南中国海の平和・安定及び航行の自由を共同で守るこの規範は、関連交渉ですでに成果を挙げている。中国とアセアン諸国の地域規則を構築する信念はさらに強まり、南中国海の平和・安定を共同で守ることは大勢の赴くところであると考えられている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月28日

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