スペインのサンチェス首相はこのほど、スペインの5G発展はテレフォニカと華為技術(ファーウェイ)が中心的に担うが、欧州諸国及び米国企業との技術協力の可能性も否定しないと表明した。スペインメディアが伝えた。
スペイン紙「ラ・ラソン」は12日、経済版に「サンチェス氏、5Gの希望をテレフォニカとファーウェイに託す」と題した記事を掲載した。サンチェス氏がポルトガル北部のグアルダで10日、ポルトガルのコスタ首相と二国間首脳会談後の共同記者会見に出席した際の談話を紹介した。両国は首脳会談で、両国の国境地帯の経済発展計画をめぐり多くの合意に達したが、これには今後3年のデジタル化建設などの内容が含まれたという。
サンチェス氏は「テレフォニカは年内にスペインの領土の75%で5Gを普及させると宣言した。中国を含む通信事業者の協力パートナーの範囲を拡大する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月13日