気候変動に関する「パリ協定」の調印5周年にあたる12月12日、世界気候変動サミットがオンライン形式で開催されます。同サミットは、来年の国連第26回気候変動締約国会議に向けた重要な一歩となります。
世界気象機関(WMO)のクレア・ヌリス報道官は11日、ジュネーブでCMG記者の質問に答えた際、「地球は今、重要な岐路に立たされている。世界各国は新型コロナウイルス感染症のパンデミックからの回復プロセスの中で、よりクリーンで、防護力のある環境を構築しなければならない。これは今回の気候行動サミットの重要な内容でもある。2050年までにゼロエミッション目標を達成するためには、各国がただちに行動に取り組む必要がある。浪費できる時間はもうない」と指摘しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年12月12日