中国外交部(外務省)の汪文斌報道官は17日の定例記者会見で、「中国側は引き続き世界保健機関(WHO)と協力を強化し、世界的な起源解明作業を進めて、新型コロナウイルスに対する人類の一日も早い勝利に貢献したい」と述べた。
「新型コロナウイルスの起源を調査するためWHOが専門家チームを中国に派遣する」との報道に関する質問に対し、汪報道官は、「新型コロナウイルス感染症が発生して以来、中国はオープンで透明かつ責任ある姿勢で、率先してWHOと起源解明について協力を実施してきた。WHOの専門家は中国に2回視察に訪れ、中国側の専門家もWHO及び国際機関の専門家チームとオンラインで意見交換を複数回行い、中国側の起源解明の成果や新型コロナ対策の経験を積極的に共有してきた。WHOも中国側に世界的な起源解明の研究の進展を伝えてきた。双方は着実に協力を進めている」と説明。
また汪報道官は、「中国側は引き続きWHOと協力を強化し、世界的な起源解明作業を進めて、新型コロナウイルスに対する人類の一日も早い勝利に貢献したい」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年12月18日