報道によりますと、米国のクラフト国連大使は1月13日から15日にかけて、台湾を訪問したということです。これに対して、外交部の華春瑩報道官は8日の定例記者会見で、「中国はいかなる形であっても、米国と台湾の公式往来に断固として反対する。この立場は一貫して明確である」と述べました。
華報道官はその中で、「米国の行為は、『一つの中国』の原則と中米間の3つの共同声明に重大に違反している。中国は断固として反対する。世界には一つの中国しかない。台湾は中国領土の不可分の一部分であり、中華人民共和国政府は中国を代表する唯一の合法政府だ。これは国際社会で公認されている事実である。米国は中米国交樹立に関する共同声明でこれについて明確な承諾をしている」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年1月9日