新型コロナウイルスの大流行後、中国はワクチン開発に全力で取り組み、感染対策をめぐる国際協力を積極的に推進し、ワクチンを世界の公共財にするという約束をしっかり果たしている。
現在までの臨床試験データによると、中国の新型コロナウイルスワクチンは高い安全性と有効性を示している。ラテンアメリカ、アフリカ、中東、東南アジアなどの地域で、国や政界のレベルから一般人に至るまで、中国のワクチンに期待の眼差しを向けている。
ペルーのフランシスコ・サガスティ大統領は先ほど、現地紙「El Comercio」のインタビューに応じた。間もなくペルーに到着する中国国薬のワクチンの接種を受ける予定はあるかという質問に対して、「必要であれば(中国の)ワクチン接種を受けたい。私は何も問題ない。中国のワクチンは伝統的な技術で開発されており、その安全性は担保されている」と答えた。
サガスティ氏は6日、全国に向け発表したビデオメッセージの中で、「ペルーは中国国薬集団と、同社が開発した新型コロナウイルス不活化ワクチンの調達契約を結んでおり、第1陣・100万本のワクチンが1月末にペルーに到着する」と述べた。
インド洋のセーシェル共和国はコロナ禍の中、中国から多くの感染対策物資を提供された。ラムカラワン大統領は先ほど首都ヴィクトリアで、同国を公式訪問した王毅・国務委員兼外交部長と会談した際に、「私自らが中国のワクチンの接種を受ける」という意向を伝えていた。ラムカラワン氏は10日、中国国薬のワクチン接種を受け、実際の行動により中国のワクチンに対する自信を証明した。
同日、ヨルダンのオベイダート保健相は公の場で、ビシェル・アル=ハサーウネ首相及び複数の大臣が中国国薬の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けたと発表した。
さらに昨年9月26日、バーレーンのサルマン皇太子兼首相は志願者として、3期臨床試験段階の中国国薬の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた。
中国が開発した新型コロナウイルスワクチンはすでに、エジプトとインドネシアで正式に使用が承認されている。アラブ首長国連邦、バーレーンはそれに先んじ、世界保健機関の関連技術基準に基づき、審査を経て同ワクチンの正式な登録・販売を承認していた。
他にも、ブラジル、タイ、ウクライナなどの多くの国と地域が、中国から新型コロナウイルスワクチンを調達するを発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月13日