「核兵器禁止条約」が22日に発効しました。これについて、この日に開かれた外交部の定例記者会見で、華春瑩報道官は、「中国側はこの条約を認めず、調印や批准するつもりもない。この条約は『慣習国際法』が反映されておらず、一部にもなっていない。非締約国にとって法的拘束力がないことを強調したい」と述べました。
華報道官は、また、「中国は、核軍縮プロセスは国際安全の現実から逸脱してはならず、必ず、『世界の戦略的安定を維持する』、『各国の安全が損なわれない』という原則に従って、段階的に推進しなければならないと考えている」と指摘しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年1月23日