中国外交部(外務省)の8日の定例記者会見で、汪文斌報道官が質問に答えた。
【記者】先週汪報道官は中国から外国へのワクチン提供に関する状況を説明された。最新の進展を教えていただけるか。
【汪報道官】私は先週、ワクチンの開発完了と使用後、これを国際公共財とし、途上国におけるアクセシビリティとアフォーダビリティを促進するという習近平主席の重要な表明を中国側がしっかりと履行していることを紹介した。中国側はパキスタンなど53の発展途上国にワクチンを援助し、現在までにすでに22の国に向けてワクチンを輸出している。
中国側の援助するワクチンは第1陣のパキスタンへの引き渡しに続き、すでにカンボジアへも昨日(7日)、ラオスへも本日(8日)到着した。赤道ギニアに援助するワクチンも明日発送する。ペルーに輸出するワクチンの第1陣もすでに本日到着した。近いうちに中国側は他の国々へも、さらに多くのワクチンを続々と引き渡す。関係国政府は中国側のワクチン提供に深く感謝している。
中国側は引き続き関係国と様々な形でワクチン協力を行い、需要に基づき可能な限りの支援を行い、一日も早いパンデミックへの勝利、人類衛生健康共同体の構築推進のために確かな貢献を果たしていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年2月9日