16日発行の雑誌『求是』第4期で習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が発表した文章『河北省阜平県で貧困扶助・開発活動を視察した際の談話』を掲載しました。
文章には、「貧困撲滅と民生改善を成し遂げ、共に裕福な暮らしを実現することは社会主義が本質的に求めるものである」という考えが示されていて、小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面的建設において、農村に対する任務が最大の困難であると記されています。また、中でも、「貧困地域で小康生活を実現しない限り、小康社会の全面的な建設にはならない」との見方が強調されています。
文章では、中国共産党が人民に奉仕し、中央の考えとしても人民のために取り組むことだとしています。また各級幹部に対しても、一般市民のための行いに専念し、貧困地域へ足を運び、貧困層の期待を理解したうえで、抱えた問題を解決するよう求めました。(ヒガシ CK)
「中国国際放送局 日本語部」より 2021年2月16日