中国共産党中央政治局は26日、会議を開き、国務院が第13期全国人民代表大会(全人代)第4回会議に審査のため提出する「中華人民共和国国民経済社会発展の第14次5カ年計画(2021~25年)・2035年長期目標綱要」草案と、審議のため提出する「政府活動報告」稿について討議し、高等教育機関の末端党組織活動に関する条例を審議した。習近平中国共産党中央委員会総書記が会議を主宰した。
会議では、今年の経済社会の発展目標を実現するための要求が出された。要求の内容には、感染症対策と経済社会の発展をバランスよく統合し、マクロ政策の連続性・安定性・持続可能性を保ちながら、イノベーションによって実体経済の質の高い発展を促すこと、また、内需拡大という戦略的基礎を堅持しながら、農村振興戦略を全面的に実施することや、ハイレベルな対外開放を続けながら、汚染防止と生態建設を強化し、民生・国民福祉を切実に改善していくなどが含まれている。
「新華網日本語版」・「中国国際放送局日本語版」2021年2月27日