外交部(外務省)の8日の定例記者会見で、趙立堅報道官が香港地区に関する質問に答えた。
【記者】3月5日にベラルーシが70か国を代表して国連人権理事会の第46回会合で共同発言を行い、香港地区関連の問題における中国の立場と措置への支持、この問題を利用した西側国による中国への内政干渉に対する反対を表明した。中国側として、これについてコメントは。
【趙報道官】3月5日、ベラルーシが70か国を代表して国連人権理事会の第46回会合で共同発言を行い、中国が香港特別行政区において「一国二制度」を実行することへの支持を重ねて表明した。共同発言は香港地区国家安全維持法の施行後、香港地区情勢は動揺から抜け出し、次第に安定を回復したとの認識を示した。また、内政不干渉は国連憲章の重要原則、国際関係の基本準則であり、香港特区は中国の不可分の一部であり、香港地区の事は中国の内政であると強調。関係国に対して中国の主権をしっかりと尊重し、香港地区の事と中国の内政への干渉を止めるよう促した。また、20か国余りが人権理事会で単独発言などの形で、香港地区関連の問題における中国の立場と措置を支持した。数多くの発展途上国が国連人権理事会で再び連携して正義の声を挙げたことは、「事実は雄弁に勝り、公道は自ずと人心に在り」を存分に体現するものだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年3月10日