李克強国務院総理は11日、第13期全国人民代表大会(全人代)第4回会議の総理記者会見に出席し、国内外の記者の質問に回答した。
李総理は、「我々は、『一国二制度』、香港人による香港統治、高度の自治を引き続き全面的かつ正確に貫徹し、憲法と基本法に厳格に従って事務を処理し、特区政府が国家の安全を守るための法制度と執行メカニズムをしっかりと実行し、特区政府と行政長官の法に基づく執政を全力で支援することを明確に打ち出している」と述べた。
全人代が香港地区選挙制度について行った決定について、李総理は、「決定は非常に明確だ。『一国二制度』の制度体系を堅持・整備し、常に愛国主義を堅持するためのものであり、『一国二制度』が安定的かつ長期的に行われることを確実に保証するためのものでもある」と指摘。
さらに、「昨年、香港地区は度重なる打撃を被った。我々は香港地区の各界が手を携え、早急に新型コロナウイルス感染症に打ち勝ち、経済の回復的成長を実現し、民生を改善し、香港地区が長期的な繁栄と安定を保つことを望んでいる。中央政府は全力でこれを支持する」とした。(編集AK)
「人民網日本語版」2021年3月11日