米教授が「中国脅威論」を酷評 米ネットユーザーから1万超のいいね

米教授が「中国脅威論」を酷評 米ネットユーザーから1万超のいいね。

タグ:中国脅威論

発信時間:2021-03-17 09:04:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 近年、「中国脅威論」は一部の米国の政治家とメディアに繰り返し取り上げられている。


 これについて、米国の著名経済学教授のリチャード・ウォルフ氏は、中国を悪者扱いする思想を改めるべきだと考える。


 「実は中米には似ている点があると言いたい」とウォルフ氏は話す。


 ウォルフ氏はまず、以下のように指摘した。中米両国の違いは思うほど大きくなく、中国を「異種」とみなす必要は全くないが、中米関係は確かに「独特」である。中国は台頭の最中にある世界の経済・政治・文化の大国であることは明らかだが、米国は衰退の最中にある強国で、世界経済における影響力は年々低下している。


 ウォルフ氏は、このような強弱の変化が現れた要因として、中国の強力な政府が、米国の政府にできないことを自分たちはできると証明したことを挙げた。


 ウォルフ氏は、中国の「強力な政府」を他国は学ぶ必要があり、中国はライバルではなく、世界が学ぶ対象だと米国の政治家に伝えたいという。


 さらに、台頭する国と衰退する国の間には必然的に矛盾が生じ、衝突が起きることもあると警告し、中米の未来は「助け合い・ウィンウィン」であるべきだと述べた。


 ウォルフ氏は、「米国と中国は最終的に戦争に向かう可能性があるが、別の道を歩むこともできる。この道とは、中米が互いに長所を学び、相手の短所から教訓を汲み取ることができると認識することである。中米が情報、商品、科学技術を交流すれば、両国は繁栄・共存し続けることができる」と話した。


 この演説動画はYoutubeで1万3000いいねを獲得し、多くの米国のネットユーザーが中国への認識が変わったとコメントした。


 「中国に対する見方が完全に変わった。素晴らしい解説」、「人生で初めて米国のイデオロギーの洗脳から抜け出し、中国に関する実際の状況が見えた」、「中国に対するえこひいきしない論評は賞賛に値する」などのコメントが見られた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月17日


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