中国常駐国連ジュネーブ事務局と在スイスのその他の国際組織の中国側代表の陳旭氏は15日に国際連合人権理事会第46回会議で発言し、新疆や香港などの実際の状況を説明し、米国、イギリス、オーストラリアなどに人権問題を口実に他国の内政に干渉しないよう促した。
陳旭氏は、米国、イギリス、オーストラリア、カナダ、一部のEU国などは人権理事会という場を利用し、嘘の情報をばら撒き、中国を理由なく非難しており、中国側はこれを断固反対すると述べた。
また、以下のように話した。上述の国は中国を含む発展途上国にあれこれと口出しをし、自身に存在する人権問題に対しては見て見ぬふりをし、口を閉ざしている。例えば、新型コロナウイルス感染症に対し、米国は効果的な抑制措置をとらず、数十万人が貴重な命を失ったというのに、米国の政治家は責任逃れをし、他人のせいにした。オーストラリアの海外の軍人は庶民を殺害した。信ぴょう性のある報告によると、オーストラリア兵は重大な戦争犯罪を犯している。
陳旭氏は最後に、中国側は上述の国に本国と他国の人権侵害、人権問題を口実にした他国の内政への干渉を直ちにやめ、国際人権保護に貢献するよう促すと話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月16日