外交部(外務省)の趙立堅報道官は28日の定例記者会見で、米国が中国人留学生の米国への渡航制限を今年の秋から解除することに関する質問に答えた。
趙報道官は、「これは米側の積極的な一歩だ。中国の感染防止・抑制は世界の広く認める重大な戦略的成果をとうに収めている。米側が中国人員の訪米のために適切なアレンジメントをし、双方間の人的往来の再開に資する条件を整えることを望む」と表明。
中国側が外国人留学生の復学のための再来中にゴーサインを出すことを検討するか否かについては、「中国政府は常に外国人留学生の来中の問題を非常に重視している。関係する各大学は留学生の関心や訴えに積極的に返答し、オンライン授業の手配、日常の緊密な連絡の維持などによって、適切に対処している。中国側は引き続き防疫上の安全確保を前提条件に、外国人留学生の来中について総合的に検討するとともに、各方面と意思疎通や協議を継続し、健康で安全かつ秩序ある人的往来の新秩序の構築を共に推進していく」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年4月29日