習近平総書記が議長を務める中国共産党中央政治局会議は5月31日、第14次五カ年計画期間(2021‐25年)に高齢化へ積極的に対処するための重要な政策措置について報告を受け、「出産政策の最適化による人口の均衡ある長期的発展の促進に関する決定」を審議した。
会議は、「高齢化への積極的な対処は国家の発展と民生の福祉に関わり、質の高い経済発展を実現し、国家の安全と社会の安定を維持する重要な措置だ」と強調。
また、「第18回党大会以来、党中央は我が国の人口動態の変化状況に基づき、『単独両孩政策(夫婦のどちらかが一人っ子の場合、第2子の出産を認める政策)』『全面両孩政策(1世帯につき子供2人までの出産を全面的に認める政策)』など重要な決定・方針を相次いで打ち出し、プラスの効果を挙げた。だが我が国は総人口が膨大で、近年高齢化が進行している。出産政策をさらに最適化し、夫婦1組につき3人の子までの出産を認める政策及び関連する支援措置を実施することは、我が国の人口構成を改善し、高齢化に積極的に対処する国家戦略を実行に移し、我が国の人的資源による優位性を保つことに寄与する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年6月1日