中共中央政治局は31日に会議を開き、第14次五カ年計画期間(2021−25年)の高齢化に積極的に対応する重大政策措置の報告を受けた。「生育政策最適化による人口の長期的なバランスのとれた発展の促進に関する決定」を審議し、次のように強調した。
高齢化に積極的に対応する国家戦略の実施を貫徹し、健全な関連政策体系及び制度枠組みの構築を急ぐ。漸次的な法定定年退職年齢の延長を穏当に実施し、職工基本養老保険の全国統一管理を積極的に推進する。多層的な養老保障体系を整え、長期的な介護保険制度枠組みの構築を模索する。自宅とコミュニティ機関が互いに協調する、「医養」と「康養」が互いに結合する養老サービス体系と健康サポート体系の構築を急ぐ。高齢者産業を発展させ、各分野・各業界の高齢化に適したモデル転換と高度化を促進する。中華民族の親孝行と敬老の伝統的な美徳を大いに発揚し、高齢者の合法の権益をしっかり守る。各級党委及び政府は高齢活動体系を健全にし改善し、財政投入を拡大し、高齢事業発展財政投入政策及びマルチルート資金調達メカニズムを改善し、高齢化に積極的に対応するため必要な保障を提供する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月1日