王毅国務委員兼外交部長(外相)は1日、テレビ会議の形式で開かれたBRICS外相会議に貴陽で出席した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
王部長は、「日本の福島原発事故による汚染水(日本政府「原発処理水」)の処分問題は、世界全体の海洋生態環境の安全及び各国の人々の命や健康に関わる。日本側は隠しきれぬものを隠そうと自らも欺き、核廃水を放出して、それで終わりにしてはならない。自らの責任を直視するよう日本側に促す必要がある。利害関係国及び国際機関と協議して合意に達する前に、勝手に核汚染水を海洋に放出するべきではない。どの国も経済的利益を生態環境より優先すべきではなく、自国のみの利益を人類の健康より優先すべきではない」とした。(編集NA)