外交部の汪文斌報道官は4日、北京での定例記者会見で、「釣魚島問題に関して、日本側に自制を促していく」と述べました。
中国海警局の船舶が112日間連続で釣魚島周辺のパトロールを行ってきたことについて、汪報道官は「釣魚島およびその付属島嶼は中国の固有の領土である。中国海警局の船舶が釣魚島海域でパトロールし、法を執行することは、中国による正統な主権の行使だ。われわれは、日本側が釣魚島問題において自制し、中日間の4つの原則や共通認識の精神を守り、中国と向き合って歩き、共に東海の平和と安定を維持するよう促していく」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2021年6月5日