「農村の仕事をやり遂げ、農村振興を実現するには、末端党組織を強固にし、しっかりした党員集団を構築する必要がある」。
中国各地の農村の末端党組織はこれまで、戦う砦としての役割を充分に発揮してきた。党組織の建設をしっかりと行い、経済を強化、人々の心を集め、農村の「大黒柱」と「パイオニア」として発展を支えてきた。
いま、広大な農村の末端党組織は人々をリードして豊かな社会への道を邁進し、共に新時代の農村の全面的振興の新たなページを描いている。
「市場に買い物に行くのは道が悪くて大変だ、外出しようとすればめまいがする」。貴州省遵義市紅花崗区深溪鎮龍江村ではこんな言葉遊びが地元の人々の間に広がっていた。
いまでは、広々としたアスファルトの道路が各家庭の玄関まで通じ、きれいな農家の庭が風情豊かに配置され、多様な産業が人々を豊かにし……龍江村は苦境を脱して新しく生まれ変わった。
「これはすべて龍江村が強力な村の党組織を建設し、主導的な役割を果たしたおかげだ」。龍江村党総支部書記の楊健氏はこう述べた。
村民グループを統合し、党支部と村民グループのメンバーを選抜し強化する。党総支部は村の全党員133名を対象にポイント管理システムを実施、基本スコアは70点とし、90点以上は奨励、60点以下は懲罰を加える。幹部予備軍を育成し、村の持続的発展のために人材支援を行う……龍江村党支部の多面的なアプローチにより、末端党組織の活力と戦闘力は高まるばかりだ。