「陰謀論は恐怖、デマ、偏見を生み、ウイルスと戦う世界の協力を脅かすだけだ」世界のウイルス学者27人が昨年3月、国際的な権威ある医学誌「ランセット」で共同声明を発表し、新型コロナウイルスが自然由来ではないことをほのめかす陰謀論を強く批判していた。
しかし残念なことに、米国などの西側諸国の政治家とメディアの操作により、一部の西側の科学者は「新型コロナウイルスは自然由来」という科学の論断を堅持する、あるいは「武漢実験室からの漏洩論」の散布に反対し、中国に対するなんら根拠のない意図的な中傷に不満を持つだけで、かつてない政治的圧力と道理の欠片もない人身攻撃を受けている。
彼らの一部は政府の調査を受け、一部は辞職を求められ、一部は研究プロジェクトからの離脱を余儀なくされ、一部は「死の脅迫文」を受け取り、一部はネット上の暴力と妨害でメンタルケアを余儀なくされ、正常に勤務・生活できなくなっている。
ウイルス発生源特定の研究に参加した西側の科学者(圧力により匿名)は「環球時報」に、「これは組織的な政治運動で、発生源特定の研究に参加した科学者であれば、実験室から漏洩という論調に同意しないだけで攻撃される」と述べた。
ウイルス発生源の問題が、一部の西側諸国によって高度に政治化される苦しい時期であっても、世界のウイルス学者は尻込みせず科学研究を続けると表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月7日