ずさんな「米国首位」、苦しむ民を救えない

ずさんな「米国首位」、苦しむ民を救えない。

タグ:COVIDレジリエンス(耐性)ランキング 米国

発信時間:2021-07-14 14:15:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米メディアが先ほど発表した「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」の中で、米国がなんと首位を占めた。このランキングが発表されると、全世界が驚愕した。米国では連日、新規感染者が2万人を超えているが、なぜ「世界一の感染対策大国」になったのか。

 

 首位にするため、苦心に苦心を重ねランキングの基準が設定された。感染者や死者など最も重要な指標はその基準に入っておらず、実践によって効果的と証明された水際対策が減点項目とされた。感染対策の良し悪しを決める基準が人民の命の安全と身体の健康でなければ、この基準は誰の利益を考慮しているのだろうか。

 

 米国の新型コロナウイルス感染による死者数は現在60万人を超えており、世界の15%前後を占めている。世界で医療技術が最も発達した、最も成熟した国の一つである米国でこれほど感染状況が深刻なのは、政治的な私利を最優先したことが重要な原因と言わざるを得ない。

 

 政党の争いと資本の利益を優先し、真っ先に受けた感染症の注意情報を無視し、ウイルス感染拡大を阻止する貴重な時間を失った。感染状況の深刻化に伴い、何度も感染症を政治利用し、頻繁に責任を押し付け合い、「スケープゴート」を探した。政治経済の利益を考慮し、科学的な提案と専門家の警告を無視し、感染対策を緩め大規模な感染再拡大を招いた。米国の一部の政治家が人々の生きる権利と健康権を蔑ろにしたため、米国人が深く重い人権の災難に陥った。

 

 ずさんな「米国首位」では、苦しむ民を救えない。人民最優先、命最優先を堅持することで、初めて感染症に打ち勝つことができる。


   「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月14日


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで